1954年10月、フランスとイタリアの国境にある要塞地帯に到着しました。作戦に従えばこのまま北へ進むはずなんですが・・・すでに防衛線が敷かれていました。そして、なぜかイタリアはガラ空き・・・どうやらバルカン半島に突っ込んでいるみたいです。フランス戦線と、バルカン半島に枢軸軍が引き寄せられており、第3段階の目標である、トリノ、ジェノヴァの要塞群、アルプス山脈を落とす好機と判断しました。
1954年11月、作戦を前倒しし、フランスでの包囲殲滅を諦めた代わりに、イタリア北部の占領を行いました。その結果、陸路で戻ろうとしたイタリア軍は、ヴェネツィアでストップされました。海上輸送で帰ろうにも、イタリア海軍は日本機動部隊によって既に全滅しています。バルカン半島に押し込まれたイタリア軍は、これで無力化されました。
ドイツ軍の大半はフランス戦線に張り付いており、ミュンヘンからベルリンへの突入路が開いています。あとはここに機甲軍団を叩きこむだけなんですが、突破した側面を支える部隊が不足していること、ちょうど冬季になり、攻撃側のペナルティが重くなることから、ベルリン進撃を翌年の春に延期することにしました。
冬の間に、突破を支援するための歩兵をかき集めるとともに、冬でも温暖なイタリア半島を蹂躙しました。
そして1955年3月、ベルリンに向かって進撃を開始しました。このゲームでは、首都に全ての物資が集積されていて、そこから陸路、海路を通じて全部隊に物資と燃料が補給されています。首都ベルリンを包囲した結果、補給を断たれた前線のドイツ軍は、指揮統制が崩壊しました。あとは消化試合のようなもので、フランス、デンマーク、ドイツ西部をさくっと占領しました。

「枢軸国は戦力の大半を喪失したし、ほぼ、終了と言っていいかな。」

「そうですね。そろそろ、まとめに入りましょうか。」

「まず、最大の勝因は、ジブラルタルとスエズだと思う。」

「イギリスの領土を引き継げたのは大きいです。ジブラルタル、スエズ、マルタ島、クレタ島があったお陰で、地中海を好き勝手に移動できるようになり、枢軸軍を東西に振り回すことができました。」

「イギリスを併合してぶったまげたのが、世界中の戦略的要地に拠点を持っていたこと。イギリスは地中海もそうだし、東南アジアのシンガポール、インドのセイロン島、南アフリカのフォークランド、中東のドバイ、カナダ東部のニューファンドランド島を保有し、ほとんど世界中に軍隊を派遣できるようになっている。WWTが始まるまでは大英帝国が世界の支配者だったってことが、このゲームをやるとよく分かる。
」

「海峡を封鎖した時点で、我が軍の負けはなくなりましたね。」

「陸軍は、中国軍とインド軍がかなり頑張ってくれた。正直、日本一国では太刀打ちできなかったと思う。」

「あと、核を撃たれなかったのも、ラッキーでした。」

「このゲームは、核を撃たれると国民不満度が急上昇するが、撃ち返せば不満度が下がるw 核を撃たせないためには、核を保有することが一番だ。」

「リアルすぎて、救いようがありませんね。」

「だが、核開発に割り振る工業力が捻出できなかったので、結局保有は断念した。」

「それで、撃たせる前に倒すと。」

「うん。多少は警戒してて、ドイツの核開発の進捗状況をチェックしてたのよ。核爆弾を製造できても、広島長崎みたいに、ちゃんと戦略爆撃機に載せて運ばないといけない。」

「戦略爆撃機の航続距離では、日本本土までは届きませんね。」

「日本本土を直接攻撃するためには、大陸間弾道ミサイルが必要なんだけど、これに核爆弾を搭載するためには、小型化の研究が必要だ。」

「そして、ドイツが小型核爆弾の開発を完了したのが、1954年2月。」

「ここからは相当焦ったが、結局撃たれなかった。セーブデータを確認してみたら、研究だけして実際に作ってはいなかった。」

「核を撃ってこないのは、AIの問題かもしれませんね。今度AARやる時は、核撃ちまくりのパッチでも入れてみますか。」
前回からの出来事
1953年12月 クリミア半島上陸
1954年3月 グルジアの独軍を包囲殲滅
1954年6月 ブリテン島にドイツ軍上陸

「ブリテン島救援に向かった艦隊が、ドイツ機動艦隊と接触しました。」

「提督は3つに分けられる。
強さを求めるやつ。
プライドを求めるやつ。
戦況を読めるやつ。
山本さんは―――」

「帝国海軍の栄光!この俺のプライド!やらせはせん!やらせはせんぞー!」


「・・・」

「楽しそうだな、海軍さんは。」

「もう既に、勝ち負けを超越してますね。」

「なんか、軍艦のプラモに爆竹を詰めて爆沈させる遊びを思い出すな。」

「歳がばれますよ。 」

1954年7月 タラゴナ 欧州派遣軍元帥会議

「・・・」

(元帥多すぎだろ常識的に考えて・・・しかもみんな顔怖いし)

「それでは会議を始めます。」

「うぃーっす。」

「まずは、大まかな戦力配置です。数字は師団数です。」

「漸く、戦力が拮抗してきたな。」

「一箇所に戦力を集中すれば、突破は容易だおw」

「だが人的資源に不安がある。強引な進撃は自殺行為だ。」

「そうですね。基本方針としては、慎重に進撃しつつ、ベルリン突入の戦機を伺う、といったところが妥当かと思われますが、どうでしょうか。」

「異議なーし。」

「では、次に、ベルリン突入のルートについてですが、4つのパターンが考えられます。」
A 大西洋岸から上陸
B フランス方面から進撃
C オーストリア・ハンガリー方面から進撃
D ポーランド方面から進撃

グルジア方面軍司令官 東久邇宮王
「Dは流石に遠いから無理だな。冬季になれば進撃速度は落ちるし。」

「ではグルジア方面は防衛に徹することにして、これの指揮を殿下にお任せしてよろしいでしょうか。」

「了解した。またバクーを囮に山岳地帯に引き込むさ。」

トルコ方面軍司令官 杉山元
「Cも結構距離があるぞ。進むにつれて、戦線維持の戦力が不足しそうだ。それに、途中の属国を蹂躙してもドイツの工業力にはダメージを与えられない。」

「バルカン半島も囮にしましょう。イスタンブールまで後退して防衛して下さい。」

「わかった。でもせっかくだから、1回包囲殲滅をやってから後退するわ。ちょうどここに機甲軍団もいるし。」

「お願いします。」

第11軍司令官 田中静壱
「Aは論外だな。海軍の特攻で制海権を失ったままだし。第一、いまブリテン島で戦闘中じゃないかw」

「ブリテン島は、寺内元帥、木村元帥が死守するとのことです。」

「うげ・・・」

「増援も撤退も不可能ですが、可能な限り足止めをお願いします。」

「。・゚・(ノД`)・゚・。」

(二人とも、インパール作戦の戦犯だから、まぁ、因果応報ってやつだな・・・それにしても藤江は容赦ないなw)

「閣下!」

「は、はいっ(汗)」

「セヴァストポリも囮にするため、小官のウクライナ方面軍も撤収しますが、よろしいでしょうか。」

「わかった。そして、残るは、フランスルートしかないな。」

「はい。第1段階として、南フランスを打通します。」

第2機甲軍団司令官 岡村寧次
「しかし、まずは防衛線を突破できなければ話にならんだろう。」

「撤兵した戦力を全てバルセロナに集中します。それに加えて他方面の陽動が効けば、さらに突破しやすくなるでしょう。」

「その後は、Aの中立国スイスの横を抜けて、パリ解放だな。」

「ライン川を越えればドイツはすぐですが、要塞地帯を抜けるのは流石に難しいでしょう。フランスに残された独軍を殲滅している間に、おそらく防衛線を作られてしまいます。」

「で、Bのイタリア北部打通か・・・」

「はい。フランスも囮にします。アルプス山脈を半時計回りに迂回して、Cミュンヘンから北上してベルリンへ突入します。」

「もし、防衛線が厚くて、進めなかったらどうする?」

「その際は方向転換をして、イタリア半島と、バルカン半島を占領します。地中海沿岸全てと、150個師団の殲滅で、十分元は取れます。」

「ふむ。」

「決まりだな。」

「異議なーし。」

「それでは、この方針で進めます。作戦準備については、バルカン半島の戦線が安定次第、始めますので、ご協力お願いします。」

「では解散!」

「。・゚・(ノД`)・゚・。」